妊娠してから約10か月間の間、赤ちゃんはお腹の中でどのような成長をしていくのでしょうか。
実際に産院から頂いた資料を記事にしてみたいと思います。
厳密には書いてないので参考までにとどめておいてくださいね。
2~3週目ごろ
- 心臓ができる
- 脳が作られ始める
まずは心臓と脳から作られていくんですね。
よくテレビとかで見る、頭が大きい宇宙人型のグミみたいな感じですね。
4週目ごろ
- 肝臓ができる
- 脳の原型ができる
- 目の原型ができる
5週目ごろ
- 耳鼻の原型ができる
6週目ごろ
- 脳幹・脊髄の神経ができる
- 肺ができ始める
- 血液が作られる
- 腸の原型ができる
- 肝臓ができる
ここまででもすごいスピードで成長しているような印象を受けますよね。
個人的には、脊髄の神経ができる早さに驚きです。
7週目ごろ
- 腸が動き始める
- 手足の原型ができる
こんなに早いうちから腸って動くんですね。
8週目ごろ
- 人間の主要な器官ができ人間の形になる
この頃の重さはなんと、わずか4gほどだそうです。
11週目ごろ
- 神経が手足まで伸び筋肉につながる
12~13週目ごろ
- 男女に分かれる
- 唾液腺ができる
男女に分かれるのって意外と早いですよね。
このころの大きさは20gほど。握りこぶしくらいの大きさです。
13~14週目ごろ
- 呼吸の練習を開始する
15週目ごろ
- 指しゃぶりをするようになる
16週目ごろ
- 羊水を飲み吸収する
- 胎便を作る
羊水って飲むものだったのですね。知らなかった。
胎便というのは、ずばりうんちのこと。
お母さんのお腹の中にいる間に溜めた胎便は、生まれた後に始めて出すうんちとして排泄されます。
17週目ごろ
- 神経細胞がほぼ完成
この頃の大きさは子供の頭大、300gほどだそうです。
19~20週目ごろ
- 脳神経がつながり始める
- 胎動を感じる
21~22週目ごろ
- 睡眠リズムが出現、睡眠中に脳が発達する
このころの大きさは大人の頭大、500g~750gほどです。
おなかが大きくなってくるのを感じられる時期ですかね。
23週目ごろ
- 脳幹の発達により、この時期に生まれても生存可能
かなり早いですが、万が一出てきてしまっても生きることは可能のようですね。
24週目ごろ
- 血液の製造が骨髄へ移行
25週目ごろ
- 音を聞き始める
- 目を開く
26~27週目ごろ
- 音や光への反射や呼吸につながる運動が出現
- 母親から免疫をもらう
免疫っておなかの中にいながらもらえるんですね。
体重は1000~1200gほど。
28週目ごろ
- 歩行運動をし始める
- 体脂肪をつけ始める(胎外に出ても外気温に対応する準備)
胎動がさらに活発になってきますね。
29週目ごろ
- 光に対する瞬き反応をする
31週目ごろ
- 外界の音に反応する
- 新生児消化機能完成
お父さんの声も聞こえるようになるのでしょうか。
体重は1500g~1700gほど。
32~36週目ごろ
- 肺の表面に空気が入ってもつぶれないようにするための物質が付き始める(呼吸するためには36週までに子宮にいなくてはならない)
- ヘモグロビンが急速に増加
- 大人と同じ抗体量を持つ
標準の重さは2000g~2500gほどです。
35週目ごろから、妊娠を維持するホルモンが減少し、赤ちゃんを外に出す準備が始まります。
37~40週
- 胎外に出る前により多い抗体を準備
標準の重さは3000g~3200gほどです。
こうしてみると、人間が作られるスピードって意外と速いんだなぁって思います。
赤ちゃんを成長させるため、また有害な物質から守るため、体の中ではいろいろなことが起こるわけですから、母体にさまざまな影響が出くるのも納得です。
疲れたり眠気が止まらないときは、赤子のためにも無理せず体を休めるようにしなければなりませんね。
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