[映画]グレイテスト・ショーマン見てきたので感想[ネタバレ有]

グレイテスト・ショーマン見てきました。

歌が最高。ストーリーもよかったです。
ストーリー展開が早すぎて感情移入がいまいちできないなんていう声もちらほら見かけますが、
私はこの映画の楽しみ方としては感情移入云々ではないような気がしました。
夢あふれる明るいストーリーと、その筋書きに沿った素晴らしい音楽、ダンスを存分に楽しむという意味では最高のエンターテインメントだと思います。

映画館で同じ映画を2回見る人っていますよね。
私は同じ映画を2度見るだなんて耐えられない、ありえないと思っていたのですが、
この映画は生まれて初めて、「もう一度映画館で見たいかも」と思いました。

それはきっと、この映画が「映画」ではなく一つの「ショー」のように感じたからかもしれません。
まるで劇団四季を見ているかのような…
劇団四季って、ストーリー知ってるのに見に行きたくなりますよね。それと一緒かなぁってね。

よかったところ

個人的に良かったなーと思うところです。
個人的過ぎてヘドが出ると思います。

ザック・エフロンの歌と踊りが見れた

ディズニーのハイスクール・ミュージカルで主役をやっていたザック・エフロンが、主役(ヒュー)の相棒として出演していました。
成長した姿でまた彼の歌とダンスを見ることができ、感動しました。
ヒューのダンディで力強い歌声もいいけれど、彼の甘甘な歌声もまたいいですよね。

フィリップ(ザック・エフロン)とアン(ゼンテイヤ)の歌のシーン

見てください、このディズニー映画ばりの圧倒的ロマンティックで超アクロバティックなミュージカルシーン。
私がこの映画の中で最も好きな歌のシーンです。本当はもっと長いです。
二人のあまりにかけ離れた身分の差に、自分の気持ちに素直になれないアンと、それを追いかけるフィリップ。
ロマンティックだけど切ない。胸が締め付けられる思いです。
そこに二人の迫力満点の美しいダンスが加わり、見ごたえたっぷりの映像だと思います。

P.T.バーナムが最高のショーを作り上げるための動機

映画を見るまでは、主人公がショーに圧倒的な情熱やこだわりみたいなものがあり、それを成功させるみたいなストーリーなのかなと思っていました。
しかし、実際のところ、P.T.バーナムは成功こそ追い求めていたものの、ショーに対するへ情熱やこだわりみたいなものは、そこまで強いものではないように感じました。
バーナムが「ショービジネス」にあれだけの情熱を注いだのは、言うまでもなく妻と子供のためだけだったのだと思います。
バーナムは決して、いわゆる”善い人”ではなかったと思います。
見方によっては、差別やハンディを持って生きる人たちを見世物にして、お金儲けをしようとしたというとらえ方もできます。
サーカスが火事になってしまい、何もかも失ったバーナムが、団員に励まされるシーン。団員の一人であるレティは、「あなたはお金儲けのためだったかもしれないけれど、私たちに家族を与えてくれた」的なことをバーナムに言い、サーカスの再建を求めるのですが、結構ぐっときました。
お金儲けのためだったかもしれない、と分かったうえで感謝を伝えているというところ。
その時のバーナムの何とも言えない、ただ、何かに気づかされたような、一人静かに感激している様子にじーんと来ました。
人の善意に対して「ありがとう」って言うことは割と多いけれど、善意ではなく、それでも「あなたに救われたのよ」ってことで、ありがとうってあまり言わないんじゃないかなって思ったりします。そして、それこそが本当の感謝の気持ちだったりするんじゃないかなぁ。

P.T.バーナムの愛妻家っぷり

ヒュー・ジャックマンの愛妻家キャラ、どハマりしてましたね。最高でした!
あれだけ好きな人に愛されたら、もう何もいらないと思います。たとえ貧乏暮らしだったとしても。

まとめ

いい映画でした!
映画館で観れるうちに、もう一回くらい見に行きたいな~

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