[映画]カイジ~人生逆転ゲーム~を観た感想(ネタバレ)

漫画を全て見終えたので、カイジの実写版映画を観ました。

原作を読む前に映画を観たときは、面白くて、とても興奮したのを覚えています。

しかし不思議なことに、原作を読んで改めてこの映画を観た感想がだいぶ違いました。

以下は原作を読んだ後に改めて映画を観た感想です。

内容詰め込んだな

内容がとにかく盛りだくさんでした。
限定ジャンケン、地下労働(チンチロリンは無し)、鉄骨渡り、Eカード…。
これらを約2時間の間に全て凝縮しています。
原作では長すぎるあの心理描写がとても恋しくなりました。
場面がコロコロ変わって、せわしない印象を受けました。

クズ感が足りない

帝愛の悪っぷりが際立っていて、債務者や地下での労働者が普通に可哀想な人たちに見えてくるような感じがしました。
もっと可哀想な人たちだけど実際はクズである、という感じが見たかったです。

遠藤さんが優しい

遠藤さん役は天海祐希さんで女性だったからか、少し優しさというか、母性のようなものを感じました。
意外と簡単にカイジに金貸したな…とか。
でもやっぱり最後は持って行っちゃうのも、峰不二子的な感じで、ちょっと憎めない。
原作の遠藤さんも憎めないけれど。
原作とはだいぶ違うけれど、映画ならではの雰囲気が出ていて、華があってこれはこれでいいなと思いました。

藤原竜也はカイジでも藤原竜也だった

だいぶいかしてると思います。演技が良いですよね。

まとめ

原作を知っている人は物足りない。もっとざわざわしたい。
原作を知らない人は、面白いと思うはず。

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