[全64ページ]マンガでわかるブッダの教えを読んでみた

先日、ふらりと立ち寄ったセブンイレブンでこの本を買いました。

「マンガでわかるブッダの教え」です。
何かしらの悩みを抱えている人すべてにおススメです。

これでもかという程分かりやすくブッダの教え25選を解説する本

マンガで身近によく起こる場面を用いて、25のブッダの言葉を易しく解説しています。

ページ数は64ページと少ないのもありがたい。
気負うことなく気軽に読むことができます。
中身の解説もかなり簡潔に書かれており、説教じみたような押しつけがましいものではないのでスラスラと読むことができました。


ブッダの教えをマンガと文章とイラストで分かり易く解説。

登場人物

登場人物は、小学3年生の息子を持つパート勤めの陽子さん(40歳)をはじめ、一緒に暮らす旦那さん、お姑さん、パート先の人などです。

陽子さんはパート勤めにも関わらずたいして家事をしない旦那と、小言の多い姑、わんぱくざかりの息子と暮らしており、かなりストレスの多い環境に置かれています。
本を読んでいて、陽子さんに同情してしまうことも。
そんな悩みの種の多い陽子さんが成長してく姿を通じて、ブッダの教えを学んでいきます。

心に響いた教え

「褒められたい気持ちが依存につながる」
もとの言葉:「何事にも依存することなかれ」

褒められたい気持ち、とありますが、周りの評価を気にし過ぎている状態の事だと思います。
「褒められたい」と直接的に思っていなくても、周りの評価を気にして空回りしてしまったり、頑張っているのにそれが評価されないとなると、心が苦しくなるものです。

何かにすがる気持ちが、心の苦しみを生み出す

「褒められたい」という感情はアルコールやタバコなどの依存と同じであり、また、それが依存だという事に自分では気が付きにくいとあります。
頑張りすぎているときや、何をやっても上手くいかないときなどはこの言葉を思い出してみることにします。
周りの評価が由来の行動ではなく、自分が本当にやるべきことを考える力を養わなければならないと思いました。
言葉で言うのは簡単だけど、実践するのはとても難しいと思いますが、苦しい気持ちが「依存しているだけ」と気が付けば、心はとても楽になります。

心の苦しみを少しだけでも解消できる本

人によって必要な言葉、心に響く言葉は違うと思います。
何かしらの悩みを抱えているならば、25の言葉のうちどれかしらは心に響く教えがあるはずですよ。

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